
ドイツ車に限らず「外車は故障が多い」という噂を聞くことがあります。
ドイツ車は外車の中では造りがいいので故障は少ない方ですが、それでも日本車よりは少し故障頻度は高いです。
というより、日本車が優秀すぎるという言い方の方が正しいと思います。日本車(特にトヨタ)は世界一壊れない車です。なぜなら日本という国は、車にとっては非常に厳しい気候条件だからです。
日本は40度を超える暑い夏もあれば、0度以下になる冬もあります。湿度も高い日もあれば低い日もあります。そんな車にとって劣悪な環境の日本で、北は北海道から南は沖縄まで、どこでも不具合の起きない車を造っているのが日本の自動車メーカーなのです。
ですので、日本車に比べればドイツ車は壊れやすいと言えます。(といいますか、日本車よりも壊れない車が海外に存在しないのです。)特にゴム製パーツや電気系統は温度変化の影響を受けやすく劣化しやすい部分です。
しかし最近のドイツ車では故障率もかなり下がってきて、故障率は20年前では日本車の3~4倍あったものが、1~2倍程度にまで改善されています。最新のドイツ車はほとんど日本車と変わらない故障率の車もあります。
ここでいう故障ですが、ドイツ車の故障は電気系統やゴム系部品などマイナーパーツが多く、エンジン関係の重要な部分は日本車以上にしっかりと造られています。
これはドイツと日本の物づくりに対する発想の違いで、ヨーロッパには部品を交換、修理しながら長く乗るという発想があります。よくヨーロッパの家具や家は直して長く使うと言いますが同じ発想です。
対して日本車は10年程度で使い捨てるという発想ですので、10万km以上走ると重要なエンジン関係がダメになり乗れなくなる場合が多いのです。
街中で古いヨーロッパ車は見かけることがありますが、古い日本車はあまり見かけないのはこういった理由からです。
以上が、ドイツ車は故障が多い!?の解説です(^^)
ドイツ車は外車の中でも最も壊れにくい車ですので、ここ10年以内のドイツ車であれば、それほど故障は心配しなくても大丈夫です。
とにかく壊れない車に乗りたいというのであれば、やはり普通の日本車をおすすめしますが、小さな故障は修理して長く乗りたいというのであれば、ドイツ車をおすすめします(^v^)
ベンツ・BMW・アウディ・VWなどのドイツ車は、輸入車でありプレミアムブランドですから、国産車に比べると基本的には車体価格は高くなります。
しかしドイツ車には日本車にはない魅力がありますので、どうしても手に入れたい!そういうときにはドイツ車の中古車を購入するという選択肢があります。
最近のドイツ車は壊れにくく中古車でも十分に良質な車が手に入ります。中古車販売シェアNO.1のガリバー
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